2011年07月27日

働くおっさんに勝てなかった「さや侍」

私は芸人のなかで一番松本人志が好きだ。
誰よりもお笑いに対して真摯で挑戦的だから。
もちろん監督作品も全部見た。
松本監督作品のすごいところは
予告編や宣伝内容だけで
「見たい」と思わせてしまうところ。
初監督作品が「う〜ん」て感じでも、
二作目が「うう〜ん」て思ったとしても
やっぱり三作目の「さや侍」は見たいと思った。
「さや侍」の主役は素人のおっさんだという。
映画を見る前にそのおっさん野見隆明が出ている
松本人志プロデュース「働くおっさん劇場」を見た。
これがめちゃくちゃ面白かった!!
フジテレビで朝の5時からやっていた低予算番組らしいが、
金にならなくても「朝の5時にお笑いをやる」
という実験を松本はやりたかったのだと思う。
素人のおっさんを笑うとなると、
いたたまれないものになりがちだが、
「劇場」の場合当のおっさんがイキイキ楽しそうなので
腹の底から笑うことができた。
特に野見隆明、このおっさんのキャラクターは
抱腹絶倒必至の爆発物である。
でも「さや侍」はこの「働くおっさん」に勝てなかった。
野見の魅力はむちゃぶりで予想外の行動をとることにある。
脚本のある物語の中で、その魅力は薄れるばかりだった。
松本人志は映画でも実験を繰り返したいのだろう。
その心意気は好きだ。これからの作品に期待したい。


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posted by 映画人生 at 12:06| Comment(1) | 日本映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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